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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第44章 置いてきぼりの仲間達(笑)

そして・・・。
ここにも置いてけぼりを食らっている人が・・・・(笑)
「はぁぁぁぁ~ッ?!?!」
・・・・・・。
古い・・・古い古――――い・・・・旅館に響き渡るその声。
俺は休憩中に携帯電話片手に旅館の入り口付近で声を上げた。
『だからぁ~ッ・・・(笑)・・・・俺等3月に沖縄帰るからッ!!!!』
・・・・・・(笑)
俺は・・・仁。
電話の相手は・・・。
湊ッ!!!!
沖縄帰るだとッ????(笑)
「仁君ッ!!(笑)もう行くよ???」
三郎さんが振り返って言った・・・。
ヤベッ・・・。
「あ~ッ・・・悪い!!詳しい事はラインして!夜電話するッ・・・。」
そう言って電話を切った。
湊が沖縄に帰る????
電話をポケットに入れて三郎さんを追いかけ旅館を出た。
「すいません、・・・」
俺が言うと・・・三郎さんはニンマリ笑って・・・。
「お友達???(笑)今休憩中だから別に電話位良いよ????」
いやいやいや・・・(笑)
一緒に旅館から海の方に歩く・・・・。
「いや、話すと長くなりそうですし(笑)・・・大丈夫です・・・。」
俺はこの熱海の街にも慣れました。

