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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第44章 置いてきぼりの仲間達(笑)

そして・・・。
銀座
「はい、10階フロアー和也です。」
朝からひっきりなしに鳴る内線。
湊と仁が一気に辞めたこのフロアー。
ここ最近・・・。
俺は死にそうなくらい・・・忙しい。
電話を肩と耳に挟みメモを取りながら・・・。
「はい、・・・はい・・・1時間後に伺います・・・。はい・・・。」
はぁぁ~・・・。
電話を切ってメモを眺め・・・。
俺次いつ休めるんだろうな~・・・。
年明け1月ももう終わりに差し掛かっているが・・・・年始休みから・・・俺は休んでいないッ!!!
ブブッ・・・とポケットの中の携帯が鳴った。
はぁぁ・・・。
ため息をつきながら携帯を出すと・・・・。
・・・・・・。
「ヤバッ!!!!!!!」
俺は慌てて立ち上がるッ!!!
直ぐそこに居た優太が俺の方をビックリした顔で見た。
携帯の画面は・・・ライン。
そこには・・・。
『もう逢えないならNY帰るからね!!!!"(-""-)"』
ぁあああ~ッ!!!!!!!

