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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第3章 仕込む

「私は中年の人に連れていかれて、バージンテスト? 合格?」
奈々は体が火照っているらしい。すがりつくように彼を抱きしめた。
「そう、バージンテストだよ」
「車の中でも、それは続けられちゃう?」
奈々の足取りが変わったのが、野上には分かった。再び辺りを見ても人影はない。指の腹で乳首を何度も押しつぶし、奈々の胸を乱暴に揉みはじめた。
揉みごたえのある胸だった。奈々は声が出ないようだ。車の中でブラを外し、彼女の背後から胸を揉む光景が、野上に浮かんだ。
「もちろんバージンテストは続く。俺の言うことはきける?」
「…………」
奈々は黙ってうなずいた。
(奈々は、おそらく淫乱な女。仕込みようによっては、どMに変わる)
「ほら、奈々ちゃんの車は?」
「その向こう、あの車」
一方、こうもりのような黒い傘をさして、駐車場の車列に紛れていく野上を、スーパーの出入り口に立ってじっと見ている若い男女がいる。香織と玉川だった。
「玉ちゃん、若い女の人を抱える後ろ姿。あれは野上さんじゃない?」
「うん、女の子をさらって行く不良中年のようなオーラ、あれは野上さんだね」
香織は玉川の言い草に、くすくす笑った。
「玉ちゃん、野上さんの面白いところが移ってる」
「いつも話していると、冗談は自然に似てくるのかなあ」
「うん、かもしれない。それに私の勘は当たったでしょ。野上さん、朝からちょっと変だったから……」
香織の話しを聞きながら、玉川は駐車場を見ていた。
「香織ちゃん見て、あの黒い軽四の乗用車、きっと彼女の車だよ。今から何をすると思う?」
香織は二人が乗り込んだ車を見ていた。走り出す気配はなかった。
隣りに立つ玉川が、
「香織ちゃん、野上さんはあの女の子と話しをしているのかなあ」
「そうみたい。明日がちょっと楽しみ。私、野上さんにそれとなく聞いてみる。面白い言い訳が聞けるかも」
「じゃあ、俺にも教えて?」
「教えてあげる。じゃあ早く帰ろう? 玉ちゃんのアパートでいっぱいしてあげる」
「え? して欲しいの間違いじゃないのか?」
「両方だよ……」
奈々は体が火照っているらしい。すがりつくように彼を抱きしめた。
「そう、バージンテストだよ」
「車の中でも、それは続けられちゃう?」
奈々の足取りが変わったのが、野上には分かった。再び辺りを見ても人影はない。指の腹で乳首を何度も押しつぶし、奈々の胸を乱暴に揉みはじめた。
揉みごたえのある胸だった。奈々は声が出ないようだ。車の中でブラを外し、彼女の背後から胸を揉む光景が、野上に浮かんだ。
「もちろんバージンテストは続く。俺の言うことはきける?」
「…………」
奈々は黙ってうなずいた。
(奈々は、おそらく淫乱な女。仕込みようによっては、どMに変わる)
「ほら、奈々ちゃんの車は?」
「その向こう、あの車」
一方、こうもりのような黒い傘をさして、駐車場の車列に紛れていく野上を、スーパーの出入り口に立ってじっと見ている若い男女がいる。香織と玉川だった。
「玉ちゃん、若い女の人を抱える後ろ姿。あれは野上さんじゃない?」
「うん、女の子をさらって行く不良中年のようなオーラ、あれは野上さんだね」
香織は玉川の言い草に、くすくす笑った。
「玉ちゃん、野上さんの面白いところが移ってる」
「いつも話していると、冗談は自然に似てくるのかなあ」
「うん、かもしれない。それに私の勘は当たったでしょ。野上さん、朝からちょっと変だったから……」
香織の話しを聞きながら、玉川は駐車場を見ていた。
「香織ちゃん見て、あの黒い軽四の乗用車、きっと彼女の車だよ。今から何をすると思う?」
香織は二人が乗り込んだ車を見ていた。走り出す気配はなかった。
隣りに立つ玉川が、
「香織ちゃん、野上さんはあの女の子と話しをしているのかなあ」
「そうみたい。明日がちょっと楽しみ。私、野上さんにそれとなく聞いてみる。面白い言い訳が聞けるかも」
「じゃあ、俺にも教えて?」
「教えてあげる。じゃあ早く帰ろう? 玉ちゃんのアパートでいっぱいしてあげる」
「え? して欲しいの間違いじゃないのか?」
「両方だよ……」

