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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第3章 仕込む
 少しづつ開いていた太ももが、途中で止まった。覗き込む野上の目が恥ずかしいのか、彼女は顔をそむけた。
「私、もうだめ、恥ずかしいです」
 屋根をたたく雨音が、狭い車内に響き続けた。
 奈々は中途半端に太ももを開いている。見応えはあるのだが、それでも野上は、それ以上の恥ずかしさを教えたい。
「だめだよ奈々、もっと開いて? じゃあ次は、ワンピースの裾を捲って、膝を抱えるようにして開いて?」
「ああぁ恥ずかしい、どうしても膝を抱えて開かなきゃだめ?」
 嫌とは言わない奈々だった。
(奈々って、極上の淫乱女だな)
「奈々ちゃん、これもバージンテストだから。パンティは見ないから、ねっ?」
「あぁ恥ずかしい、顔を近づけて見ないで」
 奈々は焦らすように、ワンピースの裾をあげはじめた。パンティを露わにしたあと、膝を抱えて太ももを開き始めた。
 奈々は、本当に恥ずかしかった。見ないと言っても覗き込んでくる。あそこが濡れて、毛深い陰毛も、パンティに性器が浮き出ているのも、食い入るように見られているのは分かっていた。
 太ももを広げた尻には、小さすぎる透けたパンティだった。薄暗いせいで性器は黒っぽい。染みたように濡れは広がり、クリトリスまでくっきり浮き出ている。肉の花びらが、盛り上がるように縦に割れて歪んでいた。
「奈々、パンティが濡れて花びらがくっきりと見える。それに毛深いんだ。縦に割れて歪んでいるよ。いやらしい性器だな。だけど俺好みだよ」
「あぁ恥ずかしい。見ないと言ったのに、だめ、恥ずかしいです」
 両膝を抱えたまま、奈々の尻がくねった。
(言っただけなのに、奈々は本当に恥ずかしいのか? もしかすると、言うがままの淫乱すぎる女かもしれない)
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