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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第3章 仕込む
 奈々は背後から抱かれ、彼の顔近くに自分の尻が向いているは分かっている。次はパンティを脱がされる気がして、彼女はどきどきした。
 奈々に考えるすきも与えず、野上は強引だが、ちょっと礼儀正しいところもある。これは奈々の車なのだ。
「奈々ちゃん、この座席の背もたれを倒してベッドのようにしたいんだけど、いいかな?」
 奈々には、彼の人柄が分かった気がした。
(野上さんって強引でいやらしいけど、私、そんなところが好き)
「あのね、倒し方、知ってる? ほら、ここを引くと倒せるよ。野上さんの後ろにもあるよ」
 奈々は尻を向けて抱かれたまま、振り向いてノブを指差した。
「じゃあ、一緒に倒す?」
「うん」

 座席をフラットにすると、小さすぎるベッドのようだった。体を伸ばして横になるのは無理だと思えるが、奈々をうつ伏せにして、尻を上げさせるくらいは問題ないようだ。
 野上は窓側にもたれて足を伸ばした。そして自分の足を広げると、
「ほら、背中を向けて俺の足の間に座って?」
 シートに両手をついて座っていた奈々は、待ちきれなかったように照れくさげな笑みを浮かべた。どうやら、これから始まることを期待しているに違いない。
「私、どうしてもそこに座らなきゃだめ?」
 セックスをしたくてたまらない女というものは、笑みを浮かべる唇といい、実に可愛いことを言うものだ、と野上は思った。
「変なことはしないから、ほら座って」
「ンフッ」
 と、狭い車内のことだ。奈々は尻から体を動かした。
 足は伸ばせないものの、彼女は背中を向けて遠慮がちに、彼の太ももの間に花柄の尻を下ろすのだった。
 野上は奈々の脇の下から体を抱いた。彼女の耳元で、「ほら、もっと体を密着させないと」と、さらに抱き寄せた。
 野上は片方の手で奈々の胸を揉み、一方では、ワンピースの胸のボタンを外しはじめている。
 奈々は脇の下から回された彼の左手を押さえ、右手は彼の太ももを押さえてうつむいていた。
 奈々は感じているらしく、色白の太ももを擦り合わせ始めた。両足の指を内側に曲げ、色気のある尻が、野上の股の間で悶え始めた。
 野上はこのあと乳首をつぶしたとき、奈々がどのような反応を示すのか、それも楽しみである。
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