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第3章 仕込む

　野上が乳首を強く挟むだけで、彼女はあごを上げて「ううっ」とうめく。ワンピースの裾を乱して、色白の太ももを擦り合わせている。
　おそらく奈々は錯乱一歩手前、ぼちぼちいいかな、と野上は思った。
　ワンピースをめくった野上は、陰毛に指を伸ばした。想像していたものとは違い、手触りは硬毛だった。
　ついさっき、パンティはぬるぬるしていた。おそらく今は、太もものつけ根まで濡らしているに違いない。
　野上は奈々の陰毛を揉みながら、
「奈々、俺の足の外側に足を回して太ももを開いて？」
「あぁだめ、ああぁ恥ずかしい、んっ…だめ」
　と、色気のある尻がくねる。
「大丈夫、外からは絶対に見えない。奈々が太ももを広げないと、触れないんだよな。ちょっと触るだけだから、広げて？」
「私、恥ずかしい。本当に外からは見えない？　絶対に見えない？」
「もちろん見えない。ほら、広げて」
　奈々は、すぐに広げたかった。しかし淫乱な女だと思われたくなかった。彼女は膝を立てて少しずつ広げるのだった。
　野上は、奈々の陰毛を触り続けた。しかし、この角度からだと、よく見えない。ここは大胆に太ももを抱えてもらうしかないようだ。
「あのさ、俺の指が簡単に届くには、太ももを抱えて開くといいんだけどな」