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湯上がり慕情 浴衣娘と中年ピンチ君
第3章 仕込む

野上の脳裏に、土砂降りの雨の中で、駐車場に停まるこの車が浮かんだ。
スモーク貼りの後部車内で、おそらく誰が見ても可愛いと思える二十歳そこそこの女が、中年の自分に胸を露わにされて、パンティを脱がされて太ももを抱えて股を開いている。バージンの女が、これほど性器を濡らしていることは、誰も気づかないに違いない。
野上は奈々の背後から覗き込むように、彼女が抱えている太ももの裏側に手を伸ばした。指でなぞるだけで、「ハアァ……」と、尻がひきつったように動く。
それを見ながら、奈々の唇に野上の左手の指が触れた。すると彼女はねっとりと指を舐め、しゃぶり始めた。
フェラに関する口と舌の良し悪しは、一瞬で分かる野上だった。すぐにでも肉棒をしゃぶらせ、技を仕込みたいほどの絶品だったのである。
奈々は合格だな、と野上は思った。次は性器の締まり具合、それも気になる。
指をしゃぶらせたまま、野上は、一方の指を性器に近づけていく。花びらの際をなぞるだけで、指フェラのバキューム力がアップした。
(おお、このバキューム力はすごい。ぞくぞくする舌づかいと、ねっとりと指に吸い付くバキューム力。性器の締まり具合を調べるつもりが、新たな発見、新たな収穫だ)
野上は肉びらの際を何度もなぞり、焦らしたあげく、指の腹でクリトリスを突然弾いた。
「アンッ」
と可愛い声が車内に響き、奈々の尻が跳ねた。
(感度良好。奈々に電動歯ブラシを使えば、これと同じ効果が得られるに違いない)
次に野上は奈々の乳首を片手でつまみ、濡れきった花びらの間に中指を当てた。
奈々は「ウウッ」とうめき、あごを上げるようにして、尻が上下に動き始めた。

