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愛DoLL☆美しき野獣
第5章 五章


彼は、あたしの右手を自分の頬に持っていく。

エドさんの、肌、ひんやりしてて、気持ちがいい。


「いっぱい触っていいよ?」


「…っ!?」


どうしよう…。

彼のそばから、動けない、目が離せない。

頬から、唇へ。


「この唇は、真琴の為だけに。」


「…んっ…は、食べちゃダメ。」


人指し指と中指を口に含まれ、さっきまであたしの乳首を蹂躙していた舌で、なめまわされる。


赤い舌が、厭らしく、這い回る。


「…やぁ…はぁ…ん。」


指を舐められてるだけなのに。

体が熱くなる。


「ちゅっ…この舌で、この唇で、君だけを愛してあげる。」


「………!?」


不覚にも…。

あたしは、彼の言葉だけで、もう、何も考えられなくなってしまった。


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