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愛DoLL☆美しき野獣
第10章 十章
その日、真琴は、潤とのデートを楽しんだ。
前に、"美味いもんを食わしてやるから"と言ってた言葉通りに、有名なイタリアン料理を堪能して、真琴も大満足だった。
門限は12時だ。
それまで、4時間はあった。
「…まだ、帰りたくない。」
「あ?」
「…ギリギリまで潤さんと、一緒にいたいよ。」
「我が儘なやつ。エドが心配するぞ。」
「………。」
「そんな顔すんな!!俺らは、またいつでも会えるだろ?」
「…うん!!」
真琴は、笑顔で返事をするが、本心は…。
(…本当は、潤さんに、抱いて欲しかった…。)
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そして、運命の時は、着実に、近づいていた。
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