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愛DoLL☆美しき野獣
第11章 十一章
「いいの。潤さんの傷はあたしが癒すの・・。」
そう言って真琴は、潤の傷にキスを落とし始めた。
「・・・っ!?」
潤の吐息が漏れる。
彼女のキスに堪らず、彼はシャワーのコルクを捻った。
シャアアーーーーーッと、水飛沫が飛ぶ。
一瞬で二人ともずぶ濡れになるが、真琴の唇は気にせずに、潤の肢体を這っていく。
「・・真琴・・いい、もうよせ!!」
「・・・感じるの?」
「・・・っうっ!?」
水がお湯に変化していく。
ちょうどよい温度のお湯が二人を包み込む。
「潤さんが好き・・・好きなの・・これが最後だから、いっぱいあなたを感じていたい・・。」
「・・・はっ・・ぁ!?」
艶めかしい、潤の吐息が部屋中に響いた・・。
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