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愛DoLL☆美しき野獣
第13章 十三章



「オレも、好きだ。大好きだよ。世界で一番、君を愛してる。」

エドワードは、耳元で何度も愛を囁くと、真琴を一気に貫いた。

「ひ、ひゃぁ・・・・っつぃ!!ああーーっ!!!」

初めての痛みに、身体が引き裂かれそうになる。
それを償うかのように、彼は真琴に優しいキスを繰り返す。


「・・・ごめん、ごめんよ、君の処女を奪うつもりはなかったのに、オレにウソをついた君がどうしても許せなかったんだ・・。」


いつの間にか、彼は、涙をながしていた。

ポロポロと、その涙は真琴の額に流れ落ちた。


「・・・はぁ・・はぁ・・泣かないで?」


真琴は、手を伸ばして、彼のサラサラの髪を撫でる。


「・・ま、真琴・・?」


「・・お願い、泣かないで?」


彼女は、彼の悲しい顔を見ているのが、とても辛かった。


・・・青い瞳が悲しんで見えるのは・・なんでなんだろ?
苦しそうに泣く彼がひどく愛おしいく思えるよ・・。


「・・あたしは・・・大丈夫だよ。」


「君が好きだ。」


「・・うん。」


「やっぱりオレは、君をメチャクチャになんか、出来ない!!」


「・・・エド・・さん・・っ・・あっ。」


「罪は、オレ一人で償うから。許して、真琴!!!!」


「だ、だめ、一緒にいこうっ!!」


真琴は精一杯、彼の腕にしがみついた。


「・・はぁ・・ごめんね、あなたを泣かせちゃってごめん・・。」


いつの間にか、痛みは快感に変わっていた。

二人はお互いを確かめあうように、抱き合った。

まるで本物の、恋人同士のように・・・。

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