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愛DoLL☆美しき野獣
第13章 十三章



エドワードに担ぎ上げられながら、潤は、真琴のいる主寝室のドアの前に連れて来られた。


「とりあえず、服を元に戻さなきゃね。そんな姿で会ったら、真琴がびっくりしちゃうよね?」


血と体液だらけの乱れた潤の服を、整えていく。




ガチャリ。

ドアが開くと、エドは乱暴に、潤を床に投げつけた。

ドカッ!という音が辺りに響き、潤の背中に激痛が走る。


「・・・・っ!!てっぇ!!」


エドは、後ろから髪を鷲掴みして、グイっと潤の首を上げさせる。


「・・・くっ・・!!」


「ほら、潤、真琴がお目覚めだよ?」


その声は、ひどく冷たく、艶のある声だった。

その声にゾクリとして、潤はベットを見ると・・・。


そこには。


布団を頭からすっぽり被って、誰かがうずくまってる姿が見えた。

小さくガタガタと、震えているのがわかる。


潤は、きっと彼女が恐怖で震えてるに違いないと思った。


が、次の瞬間。


身も凍るような真実を、エドワードの口から聞かされることになる・・・。


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