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愛DoLL☆美しき野獣
第17章 十七章


その夜、潤とエドワードは、久しぶりに、真琴と3人で眠った。

突然、夜中の3時くらいに真琴があまりの寝苦しさに起きた。

そして自分の置かれた状況に、びっくりする。


「「何なの、このふたりは!?」」


頭と左肩にエドワードの手が、右胸と右腕に、潤の手が絡みついて、身動き出来なかった。


「重いよ、ふたりとも、手どけてぇ~!!!」


真琴が訴えると、ふたりとも目を覚ました。


「…もう起きたの?まだ3時じゃん。」


「…真琴…まだ遠慮なく寝てていいぞ!!」


「こんなんじゃ、寝れないよ~~!!!」


「じゃあ、今からする?」


エドワードが悪戯に真琴へキスをする。


「女の子の日だから、無理!!!って、響さんいるのに3Pなんか出来るわけないでしょ!?」


「ああ、潤のことなら気にしなくていいのに・・。」


「気にするだろ、普通に。」


「じゃあ、潤は自分の部屋で寝ればいいだろ?」


「お前が一緒に寝ろって、言ったんだろう!?」


「ふ~ん。普通奥さんがいるのに、しないよね?女子高生とベットインなんて。」


「てめぇ、裏切るつもりか?」


「あ~!もう、あたしは、起きますから!!お二人でどうぞ、好きにして下さい。」


「いいの?真琴。オレたち、このままHしちゃうかもよ?」


「お、おい!!エド!正気かよ?」


「今日あたしは、エドさんのお相手を出来ないので、潤さんお願いします。」


真琴はペコリと挨拶して、主寝室を出て行った。


残された二人は、顔を見合わせる。


「あれ?今、真琴、オレのこと、昔みたいに¨エドさん¨って言ったよね?」


「ああ、それにアイツ、今、俺がお前のお相手してたこと、知ってたような口ぶりだったよな?」


二人は、はっとして、声を揃えて叫んだ。


「「記憶が戻ったんだ!!!」」



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