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愛DoLL☆美しき野獣
第24章 忘れられない女

もう、呆れられたのかと思っていた。
散々暴れて、しばらくイギリスにも戻れなくなった俺は、3ヶ月もフランスに留まることになってしまった。
そして、それからエドワードとは、一度も顔を会わさずに、大学院を卒業して、俺は、日本へ戻って来た。
親父に、文句をグダグダ言われ、すごくウザかった。
お前のせいで、俺はどんな想いをしたのか、分かってるのか???
とにかく吉祥寺にある木下邸を、出たくてしょうがなかった。
「独り暮らしをさせろ!!!」
「仕方がない、お前に白金にあるマンションのワンフロアーをやろう。その代わり、仕事は継げよ?」
チッ!!!仕方ねぇ!!!
このくそ親父から、解放されるなら、継いでやるよ。
そこから俺の社会人生活はスタートした。
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