この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第30章 宣戦布告


静が出掛けて行って、暇潰しに家事を一通り終わらせると、真琴は、リビングのソファに座り、携帯を握りしめた。

昼間…誰かに連絡を取ろうとしても。

潤は、花屋を経営し始めて、常に忙しい。

エドワードは、社長職でいつもでも忙しい。

美奈に連絡を取ろうか悩んだが、彼女も春休みは、彼氏と会うのに忙しいそうだ。

でも、エドワードなら、自分のために時間を作ってくれるかもしれない。

自分が不安なときは、どうしても、エドワードに甘えてしまう。

その真琴の癖は、治りそうもなかった。

昨日の今日で、ものすごく呆れられるかもしれないが…。

真琴は、色々と悩んだ末、エドワードに電話をかけた。


「はい」


彼は、またワンコールで出た。


「真琴、どうしたの?」


「……眠れなかった…」


「フッ、やっぱりね?まさか、一日も持たなかったとは、思わなかったけど!!!」


「…ごめんなさい、あたしが浅はかだったよ…」


「で?もう帰ってくるの?」


「…春休み中は、頑張る!!」


「ふぅん、あっそ、じゃあね!!!」


「ま、待って!!!!エドさん!!!!」


「なに」


「…会いたい…」


「潤に?」


「ううん、エドさんに…」


「ああ、静の手前、堂々と潤に会えないからか」


「違う…ううん、そうかも…なんか、気持ちがぐちゃぐちゃで…とにかく今は、眠りにつきたいんだ…」



.
/707ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ