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愛DoLL☆美しき野獣
第31章 鳴り響く教会の鐘

翌朝、目覚めると、真琴は、静のマンションのベットの上に寝かされていて、びっくりする。
ベットの横には、大きい鞄が二つ置かれていた。
ガチャ、ドアが開き、静が顔を出す。
「おはよう、真琴。昨夜は、ぐっすり眠れたみたいね?」
「…うん。」
真琴は、何故ここにいるのか、不思議そうな顔をする。
「昨夜遅く、潤とエドワード氏があなたを連れてきたの。彼らには、感謝しているわ!」
「あ、そうだったのか…!!!」
「ええ、朝ごはん出来てるから、食べなさい?」
「うん!!!」
「わたしは、少し出掛けるわね…」
「仕事?」
「…う…ん、まあ、そうよ、真琴は今日は何するの?」
「友達と遊ぼうかな…?」
「ええ、そうしなさい。せっかくの春休みだものね!!」
「あたしね、仕事が休みの日、お姉ちゃんと、ショッピングしたりしたい!!!」
「もちろん、喜んで!!!」
静が柔らかく微笑むと、真琴もつられて微笑んだ。
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