この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第32章 解けない魔法

「ありがとう、エドさん!!!」
「いいんだよ、君のためなら…」
甘い雰囲気を醸し出す二人に痺れを切らした潤は、わざとらしく咳払いをする。
「…ゴホン…あ、そろそろ、喋っていいか?」
「ごめんなさい、潤さん!!!」
「真琴が謝ることはないさ!!」
「…エド、お前な…一人で、カッコつけやがって!!!」
「なに?やきもち?」
「…ちげぇよ!!!」
「ふふ、まあ良いさ、さあ、行こうか?教会の中へ?」
「ああ。」
潤は、真琴の肩を抱き、エドは、真琴の腰に腕を回した。
体は硬直するが、心はとても暖かい気持ちになった。
(…いつも自分を大切に思ってくれる、二人が大好きだ!!)
「オレたちの明るい未來のために…」
.

