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愛DoLL☆美しき野獣
第35章 幽閉されたお姫様と嘘つき女王



有能な秘書は、エドの前だけに喜怒哀楽を見せるのかもしれない。

カインは、表情を戻す。


「…ところで、エドワ―ドさま?」


「なんだ?」


「エリザベ―トさまの姿が、見当たりません」


「それがどうした?」


「実は先程、木下さまの口からエリザベ―トさまの名前が出てきました。」


「えっ?リズィの名前が?」


エドは、思考を張り巡らせる。


「ふぅん…なるほどね、リズィは、何か良からぬ事を考えていそうだね?」


「はい、先程の木下さまの切羽詰まったご様子からして、エリザベ―トさまは、城に来る前に、木下さまに接触し、そこで彼に何かを吹き込んだ可能性がありますね。」


「はっ…バカバカしくて、笑えるな!!」


「はい、どうされますか?」


カインの能力ならば、小娘ひとり(エリザベ―ト)を圧するのに、さほど時間はかからないだろう。

が、しかし、フデレリックは、潤と真琴を試している。

ならば…


「お前は動かなくていい!!!」


「では、どうするおつもりですか?」


カインの問いに、エドは、フッと不敵な笑みを浮かべた。



「オレは、潤を信じる!!!!」


(やはり、そう仰られると、思いました!!!)

カインは、主人に対して誇り高く、微笑んだ。


「イエス、マイロ―ド!!!」


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