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愛DoLL☆美しき野獣
第36章 二人きりの、夜


真琴をベットの上に下ろすと潤は、羽織らせていたバスタオルを剥ぎ取った。



「…潤さん、電気消して?」


真琴は、気恥ずかしそうに言った。

潤は、くくくっと笑う。


「何度も明るい下で、お前の裸を見てるけど?さっきも体を洗ってやったし?」


自分よりもだいぶ小柄な真琴の肢体。

スタイルは悪くはないが、世の中にはもっと胸が豊満でセクシ―な女は五万といる。

けれど、目の前にいる真琴の裸から目が離せない。

ゴクリと、生唾を飲み込んでしまうほど、欲情してしまう。

何度も体を重ねてきた仲なのに、恥ずかしそうにする真琴のことが、死ぬほど可愛い。

身を捩り、胸や秘所を懸命に隠している。

真琴は、顔を赤らめて、上目使いに潤を見上げる。


「…だって、あたし、潤さんだけに抱かれることって、あんまりないじゃない?」


なんだ、そんな事かと、潤は、不敵に笑う。


「フッ、じゃあ、今夜だけは、俺だけに感じてればいい!!!」


潤は、真琴の右足首を持ち上げ、親指のつけねあたりに、キスを落とす。


「優しくするが、死ぬほど可愛いがってやるからな?」


ドクン、真琴の心臓がはねあがった。


(…潤さん、あたし、今の言葉でイキそうになったよ…かっこよすぎ!!!!)


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