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愛DoLL☆美しき野獣
第4章 四章
「で、これから、横浜にあるオレの所有する屋敷に移動してくれるね?今、使用人を呼ぶから。」
「今からですか??」
真琴は激しく驚くが、構わずエドは携帯を取り出し、誰かに電話をかけた。
(すごく展開が速すぎて…頭がついていけない。あたしは一体どうすればいいんだろう??)
エドは電話を切ると、真琴に言う。
「君を叱るのは、オレが潤と話しをつけた、その後だ。」
・・・そして。
あれよあれよというまま、真琴は高級車に乗せられ。
「オレも後から屋敷に向かうから。」
「潤さんとお話ししたいです。」
「大丈夫、必ず会えるから。」
「…えっ?」
「絶対だ。」
「ほんとに、ほんと?」
「ああ、約束する。」
「じゃあ、行って。」
彼は、有無を言わせずに、運転手にそう告げた。
潤にさよならも言えずに…。
こうして、
真琴は、
エドワードの少々強引な連行によって、
この白金のマンションを後にすることになった。