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雄二
第1章 別れようよ
それから数日、千尋は目を覚まし、峠は越えた。
千尋の親御さんとも連絡はつき、厳格な親御さんを動揺させまいと、圭一は自殺未遂を隠し、自分が面倒を見ると説得した。


じゃあ、俺が必要になったらいつでも呼んでくれ、と言って雄二は帰って行った。





ガチャ…

みのりはメモをデスクに置いていたのだが、デスクから落ちたメモが雄二の目に止まったのは一眠りして目覚めた時だった。




ん…?

なんだ?
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