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第1章 大丈夫って何?



「ンッハァァ!
やぁぁまたイッちゃうっ!!」


「俺も出そうだ奈々っ!」


やあっ!
また腰の動きが早くなって!!
身体中に蓄積された快感が思いっきり弾けてしまうっっ!!



「だめっだめっアアァ!
イッ‥‥アッあ"あぁぁーーーー!!」


「っっ!!
‥‥クッあ"あ"ぁっ!」


私が快楽にイキ弾けるのと、貴明が私の胎内の最奥を貫き爆ぜたのはほぼ同時の事。
中出しと一瞬思ったが、イク快感の方が凄くて、私はイキながら貴明の白濁を受け入れて‥‥しまった。





「はぁはぁはぁはぁ‥‥」


「ハァハァ‥‥
なあ俺と付き合えよ奈々、誰よりも大切にする自信はある」


「はぁはぁ‥‥私‥‥」


貴明の言葉を虚ろに聞きながら、私は過ぎた快感に意識を飛ばしてしまった。
その後、どうやって帰ったのか良く覚えておらず、気付いたら私の家のベッドの上。


あの出来事は夢?幻??
そう一瞬思ったけど、証拠になるものが1つ、それはテーブルに置かれた走り書きのようなメッセージ。



『起きないから、鍵を勝手に借りて郵便受けに入れて置く    相月』


慌てて郵便受けを確認すれば、確かにあった私の家の鍵。
現実だったんだと、私はその場にへたりこんでしまった。

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