この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
10分で読めるshortstorys
第2章 Confinement



足元からジャラっと金属の音がする。
私の足首には、鉄の拘束具と繋がれた鎖、それが私の行動を制限し、私はこの部屋から出られない。


私は樹里‥‥
普通に結婚し、普通に夫と2人仲良く暮らしていた。
それが突然変わったのは、もう何時の話だったか?


買い物をし家路に向かう途中、私は突然あの男に捕まった。
多分車から降りて来て、躊躇いも無く私の口を塞ぎ‥‥私は気を失って、気付いたら此処にこうして繋がれていた。


大きなベッド以外何も無い空間。
いえ、壁には私を責め犯す道具が沢山飾られている、呪われた空間。
トイレとシャワーはかろうじて行ける、部屋に隣接した扉が、トイレとシャワーブース。


でもそれだけ。
もう1つ扉があるけれど、私を縛る鎖は、あの扉まで届かない。


あの男が入って来る忌まわしい扉‥‥


そして私が自由になれる唯一の扉‥‥


それなのに届かないの、あの人が私を探している筈なのに、私が居なくなって不安な筈なのに、私はあの扉に届かない。

/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ