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10分で読めるshortstorys
第4章 年の差二十の恋愛事情
「でもその度に部長まで付き合わせてしまって‥‥
幾ら残業でも、もうみんな帰ってしまっているのに‥‥」
「部下の責任を持つのも上司の仕事‥
今度は合っているね今日はもう良いよ、あまり遅くならない内に帰るように、良いね?」
「‥‥‥‥‥‥」
‥‥また‥‥
そうやって私の事を子供発言。
ドジな私だけど、花房部長から見て私ってそんなに魅力無い?女に見えない??
「??
どうした伊藤?」
珍しい2人っきりのオフィスの中。
言っても良い?私の思いを花房部長に言っても良い??
「‥‥私は‥‥子供ですか花房部長?
私は成人も過ぎた大人です、恋愛も結婚も出来る年齢です‥‥」
「いやすまない、そんなつもりで言っていた訳では無いのだが‥
私はただ可愛い部下の心配をしていただけで‥‥‥」
「それが子供扱いと言うんです!」
言うには言ったけど最悪の言い方。
素直に好きと言えない私。
これじゃ本当に子供の我が儘だ。