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第5章 おまんことおちんぽの恋物語



昼も夜も壱岐さんとご飯しちゃった椎名。
でも壱岐さんって、仕事を離れると、とってもワイルド系なのよ、もしかして"肉食系男子"?
いやぁーん!期待しちゃう――!!



「軽くお酒が入った姿も良い‥‥」


「嫌だわ壱岐さん、冗談でも本気になってしまうわよ?」


「冗談では無い、一条さんのような女性に出逢えるとは‥‥
‥‥一目惚れ‥‥
そう言えば信じて貰えますか?」


「一目惚れだなんて‥‥」


めっちゃ、その気なくせに椎名も上手いよね―。
まだ本心を明かさないのも、何時もの椎名の常套手段、ギリギリまで美人OLを貫くの。
その方が男心を掴みやすい、そう経験で理解してるのよ、本当に椎名って計算ずく。


飲んでいたバーを出て夜の街へ。
壱岐さんが椎名を連れて来たのは、如何にものホテル街、流石に会ったその日にホテル、これには椎名も少し渋い顔はしてる、だってヤり目的なだけ、こうも取れるから。



「壱岐さん!」


「俺は本気だ一条さん、俺は貴女が欲しい、勿論それ以上も‥‥
だが、身体の相性が結婚の相性と言わないか?
俺と一条だったら文句無く合う、そんな予感もある、それを確めたいな」


「‥‥相性‥‥
わ‥‥分かったわ、貴方の話にノるわよ」


「そうか」


分かる――!
うんうん、壱岐さんって行動派だわ。
持論を繰り広げ、同意した椎名を連れてホテルに入った、私だって期待しているんだから。


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