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身代わりの夜
第6章 童貞ラブホテル
 脚を開いて爪先立ち、啓太の肉棒を押し下げて股の間に誘導する。
 そのまま内腿ではさみ込まれた。

「うああっ。梨華さん、ななな、なにを……」

「ほら、じっとしていなさい」

 啓太の両肩を押さえて、動きを封じた。

 腰を前後に振って、股間にはさんだ男のシンボルをこすってくる。
 左右の腿の付け根と女肉との間に出来た蠱惑の三角形。
 柔らかな三つの肉の蕩けそうな感触に、啓太の劣情は沸点に達した。

(くああっ、梨華さんのアソコに……
 オ、オマ×コに、こすれてる)

 弓なりに反り返った肉胴の上を滑るように、ゆるやかなペースで腰が動く。

 石鹸にまみれたペニスが内腿でしごかれ、細かな泡がいっぱい立ちはじめた。
 それを、さらにまぶしつけるように、くいくいと秘肉が前後する。

 くちゅっ、くちゅっ、という泡立ちの音まで、どこか卑猥だった。

 梨華は啓太の肩に置いた両腕を伸ばして、上半身を反らした。

 腰が前に突き出され、反対に剛肉は肉溝にそって股奥へと移動する。
 腹部同士がほとんどくっつきそうになる。

 泡でそそけ立った繊毛で下腹部を撫でられて、卒倒しそうだった。

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