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身代わりの夜
第6章 童貞ラブホテル
 太腿に挟まれて、野太い肉棒が躍り狂う。
 噴出した白濁液は、勢い余って女の尻の間からバスルームの壁に跳ねた。

「やんっ」

 梨華はさっと手を後ろに回して、二度目からの発作を受け止めてくれた。

 女の手の中で何度も欲情がはじける。
 そのたびに、自分でも恥ずかしくなるくらい大量の精液が、ドクドクと放出された。

 熟れた内腿に胴茎を挟まれ、柔らかな手のひらで亀頭を包まれる至福の圧迫感。
 陰茎がしずかになるまで、梨華はそうやっていてくれた。

 やがて、収縮がおさまったペニスから女体が離れた。

「いっぱい出たね」

 手のひらにべったりついたザーメンを見て、優しく笑いかけてきた。
 頬が染まっている。

 シャワーノズルで二人の身体を洗いながら、梨華がそっと囁いた。

「ベッドに行こうか」
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