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第7章 初体験ベッド

　何度かそうやって揉みしだいていると、薄紅色の乳輪に埋もれていた乳首が、少しだけ立ち上がってきた。

　思わず指先でつまむ。

「あんっ」

　梨華が顎を反らせて、悩ましい鼻声をたてた。

　びっくりして指を離すと、肉棒をぎゅっと握られた。

「いいから、もっと強く……いじって」

「は、はい」

　啓太は人差し指と親指で乳首をつまみ、やわやわと転がしてみる。
　乳房の大きさのわりに小粒な乳首が可愛い。
　乳輪も小さ目で上品だ。
　それでも、弾力の強いぷにぷにした感触が、何ともいやらしかった。

　梨華の顔をうかがう。

　眼を細めた表情から、悦んでくれているようで安心する。
　頬が先ほどよりも赧くなっていた。

「チクビ、舐めてもいいですか」

「いちいち、聞かなくていいから。好きにして」

　ペニスをしごく手を休めずに、裸身を移動してくれた。