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身代わりの夜
第12章 ふとどき社内エッチ
痛烈なピストン運動の連続に、上半身を支えていた肘が崩れる。
梨華は会議テーブルに仰向けに倒れた。
声を洩らすまいと手の甲を噛む。
啓太の動きにリズムを合わせて、自らも尻をくねらせた。
「うくっ……梨華さんっ」
「はぁん……啓太あっ」
額の汗を拭う余裕もなく、夢中で腰を振り合う。
オフィスでセックスする背徳に、二人とも昂りきっていた。
「わたし、イキそう……ねえ、もうイッちゃいそう」
性悦の頂点が急速に近づいてきた。
助けを求めるように、啓太を見上げた。
「ぼ、ぼくも……ぅああ、出そうです」
啓太も余裕のない声だ。
「今日は、なかはだめよ……外に出して」
「え、でも服を汚しちゃ」
「啓太っ……はあん、イ、イクッ……」
快美な電流が背筋を駆け抜け、豊尻がブルルッと震えた。
ストッキング脚が啓太の腕の中で跳ね上がる。