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身代わりの夜
第18章 暴走窓ぎわプレイ

 腕に力を込め、窓際を離れることも、その場にしゃがむことも封じる。

「ばかっ、何言ってるの……
 うっ、うううっ、恥ずかしい……手をどけて」

 くっきりと凛々しい眉をハの字にして、吊り気味の双眸を細めて部下に訴えてくる。
 恨みがましい流し目に被虐の色香がにじんで、ぞっとするほどいやらしかった。

 前に回した手を女の下腹部へと降ろしていく。

 こんもりと盛り上がったヴィーナスの丘をまさぐる。
 濃密な秘毛を掻き分けて、柔肉の上に指を這わした。

「ね、ほんとに見られちゃうわ。
 お願い、もうやめて」

 わざとクリトリスを避けながら、指を進めた。
 毛叢が途切れ、秘肉に触れた。

「あ、やだ……ヘンなとこ、触らないでっ」

 熱をもった湿り気が、女の昂りを如実に伝えてくる。
 怒りとも悲しみともわからぬ感情に支配された。

「素っ裸を外にさらしてるのに、昂奮してるですか、課長?」

「してない……昂奮なんかしてませんっ」

 声を裏返して否定する。

「じゃあ、どうしてここが、こんなになってるんですか」

 中指で女の割れ目をなぞった。

 くにゃりとした肉びらの間は、すでにしっとり潤っていた。
 わずかな指の動きにも、じわじわと新たな蜜液がにじんでくる。

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