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身代わりの夜
第3章 かんちがい口唇奉仕
「そうか、送ってもらったんだったわね。ありがと」

 力なく微笑んで、頭を下げる。

 まだ意識が朦朧としているのか、前のめりに倒れてきた。
 とっさに手を差し出した啓太の肩に、首をあずけるかたちになる。

「あ、あ……ええっと……
 ……た、貴野課長?」

 突き放すこともできず、啓太は亜沙子の肩を抱いて固まった。
 ブラウスの胸がわずかに触れていた。

 鼻先に迫ったうなじから、なんとも官能的な香りが漂ってくる。
 昼間に嗅いだジャスミンを思わせる芳香に、甘ったるい汗の匂いも混じっているようだ。

 頭がくらくらしてきた。

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