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女社長 飯谷菜緒子
第2章 消えた初恋

翔也も透真も木の上の景色に素直に感動している。
大好きな菜緒子と一緒に木の上から見降ろす山や町並みのなんと素敵なことか。
できればこのまま子供のままで仲良しな三人組でいられたらいいのにと思っていた。
「ところで、さっきBLとか言ってたな?」
「BLってなんだ?」
ウブな翔也や透真はまだBLなんて知らなかった。
「ボーイズラブといって男のコ同士の恋愛やカップルだ」
「そんなの見るのか?」
「まあな、女子としてのたしなみだ」
菜緒子は少し恥ずかしそうに言った。
「でもそれはイケメンだからキレイなだけで、お前たちがBLなんかやってもキモイだけだぞ」
菜緒子に言われて翔也と透真は顔を見合わせて笑い合った。
「オレたちがBLなんて」
「ないな、絶対にありえない」
木の上の高いところで3人の楽しそうな笑い声が響き渡った。
ずっと子供のままで仲良し3人組でいたいという思いとは裏腹に年月は過ぎて3人も成長して中学生になった。
胸も一段と大きくなり、道行く人が振り替えるほどの美人に成長してもそんな容姿とは裏腹に菜緒子の男勝りな腕白は直らなかった。
セーラー服でもかまわずに野山を駆け回ったり木に登ったり、男子と喧嘩をしてこてんぱんにやっつけたりとやりたい放題だった。
そんな中学2年生の夏。
近所の小学生たちに頼まれて菜緒子と翔也は草野球の試合に参加した。この小学生たちは通学班も一緒だったから班長だった菜緒子は特に可愛がっている。試合なのに人数が足りないからと頼まれたのだ。
透真は用事があってそれが済んでから遅れてくることになっていた。
菜緒子は草野球をするというのにセーラー服姿で、そんなことは全く気にしないでバットを振れば豪快にカッ飛ばし、守備をすればファインプレーをしたりとアクティブに動き回っていた。
いくら見せパンだからといってスカートがめくれるのも気にしないで走ったり跳んだりする菜緒子に翔也はドキドキが止まらなかった。
ふと見ると小学生のエロガキどもが菜緒子のスカートがめくれるのを喜んで見ていた。見せパンでもスカートの中が見えるのは嬉しいらしい。
翔也は菜緒子をエッチな目で見るガキどもにもエッチな目で見られるようなふるまいをする菜緒子にも腹が立った。立つのは腹ばかりではない自分にも腹が立っていたが・・。
大好きな菜緒子と一緒に木の上から見降ろす山や町並みのなんと素敵なことか。
できればこのまま子供のままで仲良しな三人組でいられたらいいのにと思っていた。
「ところで、さっきBLとか言ってたな?」
「BLってなんだ?」
ウブな翔也や透真はまだBLなんて知らなかった。
「ボーイズラブといって男のコ同士の恋愛やカップルだ」
「そんなの見るのか?」
「まあな、女子としてのたしなみだ」
菜緒子は少し恥ずかしそうに言った。
「でもそれはイケメンだからキレイなだけで、お前たちがBLなんかやってもキモイだけだぞ」
菜緒子に言われて翔也と透真は顔を見合わせて笑い合った。
「オレたちがBLなんて」
「ないな、絶対にありえない」
木の上の高いところで3人の楽しそうな笑い声が響き渡った。
ずっと子供のままで仲良し3人組でいたいという思いとは裏腹に年月は過ぎて3人も成長して中学生になった。
胸も一段と大きくなり、道行く人が振り替えるほどの美人に成長してもそんな容姿とは裏腹に菜緒子の男勝りな腕白は直らなかった。
セーラー服でもかまわずに野山を駆け回ったり木に登ったり、男子と喧嘩をしてこてんぱんにやっつけたりとやりたい放題だった。
そんな中学2年生の夏。
近所の小学生たちに頼まれて菜緒子と翔也は草野球の試合に参加した。この小学生たちは通学班も一緒だったから班長だった菜緒子は特に可愛がっている。試合なのに人数が足りないからと頼まれたのだ。
透真は用事があってそれが済んでから遅れてくることになっていた。
菜緒子は草野球をするというのにセーラー服姿で、そんなことは全く気にしないでバットを振れば豪快にカッ飛ばし、守備をすればファインプレーをしたりとアクティブに動き回っていた。
いくら見せパンだからといってスカートがめくれるのも気にしないで走ったり跳んだりする菜緒子に翔也はドキドキが止まらなかった。
ふと見ると小学生のエロガキどもが菜緒子のスカートがめくれるのを喜んで見ていた。見せパンでもスカートの中が見えるのは嬉しいらしい。
翔也は菜緒子をエッチな目で見るガキどもにもエッチな目で見られるようなふるまいをする菜緒子にも腹が立った。立つのは腹ばかりではない自分にも腹が立っていたが・・。

