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女社長 飯谷菜緒子
第7章 唯一の夫婦性活

「ああっ、やっと来てくれた」
菜緒子は恍惚とした顔をして真次を受け入れて身を任せた。
「お待たせ」
真次は菜緒子にキスをして首筋に舌を這わせた。
菜緒子はあの忌まわしい女とは違う。少しも汚くなんかなく美しい。そんなことは分かっていたはずなのに何でもっと早くこうすることができなかったのだろうと思った。
「ああっ、菜緒子~っ」
「真次~、いいわぁ」
お互いの名前を叫び合ってふたりは同時に絶頂を迎えた。
真次は自分でも信じられないぐらい大量の精子を菜緒子に注ぎ込んで驚いていた。精子とはこんなにいっぱい出るものなのか。それだけ自分は菜緒子のことを愛しているのだと思う。今注いだのは菜緒子に対する愛なのだ。
熱い、スゴく熱いモノが自分の中に注がれた。
熱い、そしてスゴくキモチがいい。これが女としての幸せなのかと菜緒子は快感を抱きしめていた。せして自分の中に生命が宿ったのを感じていた。
菜緒子が感じた予感は本物だった。唯一の夫婦性活で菜緒子は身籠った。
「でかしました。よく頑張りましたね」
真次がついに子供を作ったことを寿子手を叩いて喜んだ。
生まれてきたのは女の子だった。
寿子は跡取りの男の子を望んでいたので機嫌を損ねたのではないかと菜緒子も真次も心配したが、全く無駄な心配だった。
「ふたりに似て利発そうなお顔でちゅね~。お前も大きくなったら女社長になるか・・なるか」
寿子は孫の光莉を溺愛してくれた。
鋭く険しい顔はすっかりなくなって優しいおばあちゃんに変貌した寿子はとても幸せそうであった。
寿子も体の具合があまり良くはなかったのだが、ここまで持ちこたえてきたのは跡取りの顔を見るまではという想いもあったのかも知れない。
光莉が利発そうに育っていくのを見て安心したのか体の具合は一気に悪くなった。
「すまないねぇ、もっと光莉を可愛がっていいおばあちゃんでいたいのだけど、こんな樣になってはもうおしまいね」
病床を見舞った菜緒子に寿子は優しく微笑みかけた。
「御苦労様をおかけしますが居間側重工のこともよしなにお願いしますね」
「はい、真次さんを支えて一生懸命に邁進していく所存であります」
菜緒子のキリリとした顔を見て寿子は安心した顔を浮かべる。
「光莉もどんどん利発そうになっていく。この家は本当に女社長の家系ですね」と寿子は愉快そうに笑う。
菜緒子は恍惚とした顔をして真次を受け入れて身を任せた。
「お待たせ」
真次は菜緒子にキスをして首筋に舌を這わせた。
菜緒子はあの忌まわしい女とは違う。少しも汚くなんかなく美しい。そんなことは分かっていたはずなのに何でもっと早くこうすることができなかったのだろうと思った。
「ああっ、菜緒子~っ」
「真次~、いいわぁ」
お互いの名前を叫び合ってふたりは同時に絶頂を迎えた。
真次は自分でも信じられないぐらい大量の精子を菜緒子に注ぎ込んで驚いていた。精子とはこんなにいっぱい出るものなのか。それだけ自分は菜緒子のことを愛しているのだと思う。今注いだのは菜緒子に対する愛なのだ。
熱い、スゴく熱いモノが自分の中に注がれた。
熱い、そしてスゴくキモチがいい。これが女としての幸せなのかと菜緒子は快感を抱きしめていた。せして自分の中に生命が宿ったのを感じていた。
菜緒子が感じた予感は本物だった。唯一の夫婦性活で菜緒子は身籠った。
「でかしました。よく頑張りましたね」
真次がついに子供を作ったことを寿子手を叩いて喜んだ。
生まれてきたのは女の子だった。
寿子は跡取りの男の子を望んでいたので機嫌を損ねたのではないかと菜緒子も真次も心配したが、全く無駄な心配だった。
「ふたりに似て利発そうなお顔でちゅね~。お前も大きくなったら女社長になるか・・なるか」
寿子は孫の光莉を溺愛してくれた。
鋭く険しい顔はすっかりなくなって優しいおばあちゃんに変貌した寿子はとても幸せそうであった。
寿子も体の具合があまり良くはなかったのだが、ここまで持ちこたえてきたのは跡取りの顔を見るまではという想いもあったのかも知れない。
光莉が利発そうに育っていくのを見て安心したのか体の具合は一気に悪くなった。
「すまないねぇ、もっと光莉を可愛がっていいおばあちゃんでいたいのだけど、こんな樣になってはもうおしまいね」
病床を見舞った菜緒子に寿子は優しく微笑みかけた。
「御苦労様をおかけしますが居間側重工のこともよしなにお願いしますね」
「はい、真次さんを支えて一生懸命に邁進していく所存であります」
菜緒子のキリリとした顔を見て寿子は安心した顔を浮かべる。
「光莉もどんどん利発そうになっていく。この家は本当に女社長の家系ですね」と寿子は愉快そうに笑う。

