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女社長 飯谷菜緒子
第7章 唯一の夫婦性活
「あなた、無理をしなくていいのよ。あなたの出した種をあたしの胎内に注入してもらうという方々だってあるでしょ」と菜緒子は笑顔で言った。

セックスではなくて人工的に種を注入されて妊娠するなんて女としては屈辱的なことでもある。しかし、それを受け入れてもいい。それで真次が救われるなら。どんな方法でもいい、種が真次のものであるならば子供を産みたい。そう思う程に菜緒子は真次を愛していた。

「それはイヤだ。僕はちゃんと菜緒子さんを愛して子供を授かりたいんだ」

真次は真剣な目差しで菜緒子を見つめると唇を奪って押し倒した。

「嬉しい・・」

今日の真次はいつになく情熱的に舌を絡ませたり、菜緒子の全身を愛撫したりして求めてくる。

真次だって分かっていた。人工的に種を注入されて妊娠するなんて女にとっては哀しいことだと。
菜緒子にそんなことを言わせてしまう自分の不甲斐なさに腹が立った。

それに、自分と同じように女が苦手な一樹の夫だって一樹との間に子供を作った。それは一樹を愛しているからできたことなのだろう。
自分だってそれと同じぐらい菜緒子を愛している。いや、愛の大きさならば自分の方が大きいはずだ。こんなにも菜緒子が好きなのだから・・。

そんな想いが真次に火を点けたのだ。

「ふふっ、立派なこと。これならすぐに赤ちゃんがデキそうね」

菜緒子は真次のイチモツを見ると嬉しそうにしゃぶり始めた。

ジュボジュボといやらしい音を立てて、口からは涎が流れ落ちる。同じだ、一樹にしてもらった時と・・いや、それよりもキモチがいい。

ずっとこうして欲しかった。だが、セックスもしないでフェラチオだけさせるなんて女を馬鹿にしているという思いから求めることはできずにいたのだ。

しゃぶったり敏感な所に舌を這わせたりするうちに真次のイチモツがギンギンに硬くなってピクピクし始めた。

頃合いだと悟った菜緒子は口を離して真次を道連れに真次が覆い被さるような体勢で仰向けに寝転んだ。

いよいよ挿入る時が来たと真次が覚悟を決めると、「大丈夫よ、あたしに任せて」と微笑んで真次のイチモツを秘穴に誘った。おかげで真次は苦手な女性器を見ることもなく挿入ることができた。

温かい、そして柔らかい。なんて心地が良いのだと真次は興奮した。どす黒くて汚くて汚物の中に大切な所を押し込まれたあの時とはまるで違う。

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