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牝獣の哭く夜
第12章 ふたりの男
セクシーな下着なのは、言われなくとも承知していた。
ブラジリアンショーツにしたのは、パンティラインを目立たなくするためで、諏訪とは関係ない。
しかし、心のどこかに、何かを期待する気持ちがないとはいえなかった。
普段はパンツスーツなのに、今日に限ってスカートを選んだのも、もしかするとそうなのだろうか。
「うむうむ。課長のお尻の揉み心地、たまらんですなあ」
サワサワと尻肌を撫でさする感触が、いやらしい。
いつショーツを脱がされるのかという怖れで、よけい皮膚感覚が敏感になっている。
焦らすように尻を撫でていた沼田の手が、ショーツのゴムに伸びた。
「あッ……やだっ」
尻が丸出しにされる感触。
タンガショーツを腿まで引き降ろされたのだ。
諏訪が激しくもがく音が聞こえた。
あられもない姿を見られているのを痛感する。
(ああッ……龍彦さんに、お尻丸出しの格好を見られている)
羞恥で、泣き叫びたくなった。
ブラジリアンショーツにしたのは、パンティラインを目立たなくするためで、諏訪とは関係ない。
しかし、心のどこかに、何かを期待する気持ちがないとはいえなかった。
普段はパンツスーツなのに、今日に限ってスカートを選んだのも、もしかするとそうなのだろうか。
「うむうむ。課長のお尻の揉み心地、たまらんですなあ」
サワサワと尻肌を撫でさする感触が、いやらしい。
いつショーツを脱がされるのかという怖れで、よけい皮膚感覚が敏感になっている。
焦らすように尻を撫でていた沼田の手が、ショーツのゴムに伸びた。
「あッ……やだっ」
尻が丸出しにされる感触。
タンガショーツを腿まで引き降ろされたのだ。
諏訪が激しくもがく音が聞こえた。
あられもない姿を見られているのを痛感する。
(ああッ……龍彦さんに、お尻丸出しの格好を見られている)
羞恥で、泣き叫びたくなった。