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牝獣の哭く夜
第13章 すえたる菊
「なっ、何するの!?
 駄目よ、こんなの、駄目だってっ……ひいいっ」

 両脚をばたつかせて暴れたが、美貴は諏訪に尻を向けた格好にされてしまった。

「ほら、これなら諏訪部長に、いやらしいとこをたっぷりと鑑賞してもらえる」

 沼田はぺしぺしと美貴の尻を叩く。
 椅子に拘束された諏訪にもよく見えるように、ディルドをゆさゆさと振った。

「この女がどれほど淫乱か、あんたもよーく見ているんだぜ。
 恥ずかしい思いをするほど、この女は感じるんだから」

「違うっ、そんなことありません。
 ああ、お願い、見ないでください。見ないで……」

 沼田は電動バイブを片手に、すぐ後ろにいる諏訪の視線をじゃましないように身体を傾け、美貴の美尻の傍らにしゃがんだ。

「違うっていうなら、感じなきゃいいんだ。
 簡単なことだよな」

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