この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第15章 もうひとつの未来
 諏訪は椅子の上から、美貴の裸身を見つめてくる。
 許しを与えるかのような、構わないよ、と言ってくれるかのような、優しい視線だった。

「龍彦さん……美貴の、み、淫らな……を……」

「聞こえないぞ」

 沼田がどなる。

「……ア、アソコを、つかって……」

「アソコって、なんだよ。え、ちゃんと言えよ」

「オ……オマ……ああ、いえない……い、いえないんです……」

 美貴のようなタイプの女性には、人前で口にすることができない単語だった。

「なにカマトトぶってるんだよ。
 いい歳して、こんなことも言えないってか」

 沼田はいきなり、美貴の股の間に手を伸ばす。

「ほらァ、ここだよ、ここ。
 何て言うんだよ。
 言えよ、言わなきゃ、いつまでたっても突っ込んでもらえねえんだぞ!」

「あわっ、やめてっ……言うから、やめてっ」

 腰があさましく動いた。

「オ、オマッ……オマッ……オマ×コですッ」

 とうとう口にした。
 言った瞬間、羞恥に脳が灼き爛れそうになる。

/369ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ