この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第15章 もうひとつの未来
「いやン、じゃないだろ。
早く入れたくて気が狂いそうなんだろうが」
「ううっ……ううぅっ……」
事実だった。
肉唇は切望の涎れをとろとろと垂らしている。
一刻も早い挿入を希《こいねが》って、餌を求める鯉の口のように、膣穴がぱくぱくと開いたり閉じたりしている。
「もう、どうしようもないの……
龍彦さん……淫らな美貴を許して……」
美貌を横向け、肩をすくめて、火照った裸身をふたたび男の膝上に下ろしていく。
諏訪の太腿に体重を預けると、弾力のある尻肉が美貴自身の重みでたわんだ。
極薄のナイロンに包まれた太腿が、筋肉質の浅黒い腰を挟んで拡がる。
両腿のつけ根を見下ろす。
恥丘に盛り上がった漆黒の草むらの間に、ペニスがにょっきりと生えているようだった。
長大な肉棒が女の股に押されて、臍の上にまで届いている。
亀頭の先端から先走り汁が染み出し、見事に割れた腹筋にぬらぬらとこすりつけられる。
あまりにも淫らな光景だった。
早く入れたくて気が狂いそうなんだろうが」
「ううっ……ううぅっ……」
事実だった。
肉唇は切望の涎れをとろとろと垂らしている。
一刻も早い挿入を希《こいねが》って、餌を求める鯉の口のように、膣穴がぱくぱくと開いたり閉じたりしている。
「もう、どうしようもないの……
龍彦さん……淫らな美貴を許して……」
美貌を横向け、肩をすくめて、火照った裸身をふたたび男の膝上に下ろしていく。
諏訪の太腿に体重を預けると、弾力のある尻肉が美貴自身の重みでたわんだ。
極薄のナイロンに包まれた太腿が、筋肉質の浅黒い腰を挟んで拡がる。
両腿のつけ根を見下ろす。
恥丘に盛り上がった漆黒の草むらの間に、ペニスがにょっきりと生えているようだった。
長大な肉棒が女の股に押されて、臍の上にまで届いている。
亀頭の先端から先走り汁が染み出し、見事に割れた腹筋にぬらぬらとこすりつけられる。
あまりにも淫らな光景だった。