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牝獣の哭く夜
第17章 春深く
 首筋に血管が浮いている。
 シーツをぎゅっと握りしめて、背筋をえび反らせて、苦痛に耐えているみたいだけど、本当は気持ちいいんだよね。

 諏訪に惚れていたんだよな。
 似合いのカップルだよな。

 こうして犯し、犯されているのを見ても、お似合いだよ。
 さっき、好きだって叫んでいたのも、本心だもの。

 どうして諏訪は、美貴さんを普通に愛してあげないんだろう。
 いや、こうして辱められている方が、もっともっと深い快楽が得られるんだよな。

 だから、こんなに乱れるんだよな。

「ひっ、ひうっ……もう、もう……はああっ、はああああっ」

 美貴さん、気をやりそうだ。
 声が裏返っている。

 おっぱい全体がぷるんぷるん揺れている。
 乳首が尖って、大きくなっている。
 すごく大きい。
 クリトリスもあれくらい、大きくしてるのかな。

 乳首も乳輪もピンク色で綺麗だよ。
 綺麗で、いやらしいよ。

 おおっ、あの貌――

「あひっ。あひいいいいっ!」

 イッちゃったのか。

 すごい、すごいよ。
 ビクンビクンって、身体中、電気でも流されたみたいに痙攣してる。
 アナルもオマ×コも、あんなに収縮させて……

 あ、俺ももう駄目だ。出しちまう。
 うっ、うううっ。
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