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牝獣の哭く夜
第21章 全裸の早朝散歩
 ビルが立ち並ぶオフィス街に、都会のオアシスのような緑豊かな公園があった。

 噴水広場を中心に、若葉を茂らせた樹木の間を散歩道がめぐって、ちょっとした森林浴が楽しめる。あちこちにベンチが設けられていた。

 土曜日の朝の五時半。
 そろそろ夜が明けはじめる時刻だ。

 爽やかな夜明けの公園を、沢村美貴はよろけるように歩く。
 朝焼けを反射したビル群が、木々の向こうにオレンジ色に輝いて見えた。
 息があらい。

 へっぴり腰のおぼつかない足取りで、散歩道を離れ、樹木の陰に隠れて歩くのにはわけがある。

 一糸まとわぬ素っ裸なのだ。
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