この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
牝獣の哭く夜
第21章 全裸の早朝散歩
 会議室のドアは鍵がかかっていた。
 ノックして、震える声で声をかける。

「み、美貴です。着きました」

「遅かったな。どうだ、楽しんだか」

 諏訪の声だった。
 ほっとして、泣きそうになった。

「……恥ずかしかったです。
 は、はやく服を着させてください」

「とにかく、まず入れ」

 鍵が外れる音がした。

 先にロッカー室に行って肌を隠すものを手に入れたかったが、諏訪の許しがないと、後でどんな制裁をうけるかわからない。
 美貴は肩をすくめて会議室のドアを開けた。

 息が止まった。

 そこには諏訪のほか、四人もの男がいたのだ。
 みんな見知った男たちばかりだった。

 沼田。東亜設計の片桐専務。
 部下の八木原和馬や山崎隆介までが、好色な笑みを浮かべて立っていた。

「いやああああああッ!」

 美貴は甲高い悲鳴をあげて、その場にしゃがみこんだ。
/369ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ