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牝獣の哭く夜
第21章 全裸の早朝散歩
会議室のドアは鍵がかかっていた。
ノックして、震える声で声をかける。
「み、美貴です。着きました」
「遅かったな。どうだ、楽しんだか」
諏訪の声だった。
ほっとして、泣きそうになった。
「……恥ずかしかったです。
は、はやく服を着させてください」
「とにかく、まず入れ」
鍵が外れる音がした。
先にロッカー室に行って肌を隠すものを手に入れたかったが、諏訪の許しがないと、後でどんな制裁をうけるかわからない。
美貴は肩をすくめて会議室のドアを開けた。
息が止まった。
そこには諏訪のほか、四人もの男がいたのだ。
みんな見知った男たちばかりだった。
沼田。東亜設計の片桐専務。
部下の八木原和馬や山崎隆介までが、好色な笑みを浮かべて立っていた。
「いやああああああッ!」
美貴は甲高い悲鳴をあげて、その場にしゃがみこんだ。
ノックして、震える声で声をかける。
「み、美貴です。着きました」
「遅かったな。どうだ、楽しんだか」
諏訪の声だった。
ほっとして、泣きそうになった。
「……恥ずかしかったです。
は、はやく服を着させてください」
「とにかく、まず入れ」
鍵が外れる音がした。
先にロッカー室に行って肌を隠すものを手に入れたかったが、諏訪の許しがないと、後でどんな制裁をうけるかわからない。
美貴は肩をすくめて会議室のドアを開けた。
息が止まった。
そこには諏訪のほか、四人もの男がいたのだ。
みんな見知った男たちばかりだった。
沼田。東亜設計の片桐専務。
部下の八木原和馬や山崎隆介までが、好色な笑みを浮かべて立っていた。
「いやああああああッ!」
美貴は甲高い悲鳴をあげて、その場にしゃがみこんだ。