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牝獣の哭く夜
第22章 凌辱会議室
「やぁっ……あんっ、うううっ」

 ぬちゃぬちゃと淫らな濡れ音が立った。

 すぐに指を抜き出すと、鼻先に持って行き、くんくんと鼻を鳴らした。
 唇を歪め、冷酷な瞳で美貴を見下ろす。

「裸で街を歩いてここを濡らしている女に、どんな拒否権もないんだよ。
 こいつらに抱かれて、ひいひいヨガる。
 それが今日のおまえの予定だ」

「ああ、そんな……」

 美貴は絶望の呻きを上げた。

「諏訪部長のお許しが出たところで、はじめますか」

「ううっ、もう我慢できん。おい、誰から突っ込む?」

 一同が諏訪を見た。諏訪は苦笑いして、

「僕は昨日からさんざん楽しんだ。君らで自由にしていいよ」

 我さきに裸になった。
 切ない思いをかかえて、沼田も他の男たちにならう。

 そそり立った欲情棒が四本、美貴の周りに並んだ。
 淫風が吹き寄せるようだった。


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