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牝獣の哭く夜
第4章 脱がされて
沼田の要求に美貴は一瞬、反発の表情を見せた。
が、残された余裕はなく、従うしかなかった。
一秒でも早く屈辱の奉仕を終わらせ、トイレに行きたかった。
眩暈がしそうなほどの下腹部の緊張に気を取られて、自らの手でスカートとブラウスを脱いでも、さほど恥ずかしさは感じなかった。
さすがにブラジャーをはずして乳房をさらすときは躊躇したが、切迫する排尿感には逆らえない。
――こうして、美貌のデザイナーが無能な部下の膝下に半裸で跪き、屈辱の口唇奉仕を行うに至ったのだ。