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牝獣の哭く夜
第5章 失禁女上司
「さあ、早く始めてくれ」
沼田はいきり立った陰茎をそびやかす。
毛だらけの醜い肥満腹を突きだし、手を後ろで組んで仁王立ちになった。
腹から続く剛毛は股間で密集し、その中から赤紫色の肉の塊がにょきっと突き出ていた。
ぶよんと垂れ下がった腹の肉の下で、怒張は滑稽に空威張りをしているようだ。
部屋の間接照明に、テラテラと不気味に光る亀頭。
美人上司の口唇奉仕を待ち望んで、先端から垂れ落ちる先走りの涎れ。
太さや長さは標準以下だが、先端のエラが異様に張り出した、気色の悪い男根だった。
美貴は凛々しく濃い眉を悲痛に歪める。
(こ、こんなモノを、口に咥えなくちゃいけないなんて……)
しかも、奉仕する相手は、仕事で毎日顔を合わせなくてはならない直属の部下である。
来週からどんな顔をして会社に行けばいいのだろう。
(でも、やらないと……早く終わらせないと、たたた、大変なことになっちゃうっ)