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牝獣の哭く夜
第7章 彼女の靴下
壁際のドレッサーには、片桐専務に双乳を揉まれ、沼田に脚を撫でられる美貴の姿が映っていた。
両腕を吊られ、ムダ毛ひとつない腋窩をさらした、上背のある裸身。
つま先立ちの長い脚を、交互に折る仕草が悩ましかった。
二人の男の卑猥な眼差し。
ライティングデスクで稼働するビデオカメラ。
美貌のデザイナーがなぶられる姿は、三つの視線で鑑賞されている。
いや、鏡に映る姿は、否応なく美貴の眼にも映っているから、四つの視線ということになる。
下劣な男たちに弄ばれる我が身を見るのは、さぞかしつらいことだろう。
憧れの上司の心中を思いつつ、沼田は膝頭の丸みを愛で、腿へと手のひらを移動してさせていった。
男の手を嫌がってか、ナイロンに包まれた二本の円柱がすり合わされ、なまめかしい音をたてる。
両腕を吊られ、ムダ毛ひとつない腋窩をさらした、上背のある裸身。
つま先立ちの長い脚を、交互に折る仕草が悩ましかった。
二人の男の卑猥な眼差し。
ライティングデスクで稼働するビデオカメラ。
美貌のデザイナーがなぶられる姿は、三つの視線で鑑賞されている。
いや、鏡に映る姿は、否応なく美貴の眼にも映っているから、四つの視線ということになる。
下劣な男たちに弄ばれる我が身を見るのは、さぞかしつらいことだろう。
憧れの上司の心中を思いつつ、沼田は膝頭の丸みを愛で、腿へと手のひらを移動してさせていった。
男の手を嫌がってか、ナイロンに包まれた二本の円柱がすり合わされ、なまめかしい音をたてる。