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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第3章 あの日②敗北


 嫌悪感、不快感、軽蔑、そんな感情がミキの中に湧き上がる。
しかし、なぜだかドキドキしている自分がいる。
自分の知らない世界を覗いてしまったからだろうか、この先にもまだ自分の知らない何かがあるのだろうか?
好奇心、というよりも興奮に近いドキドキがミキの身体を震わせた。

 だめよ……これ以上こんな世界を覗いたら――

 頭ではわかっているのに、画面をスクロールする手が止まらない。
卑猥な言葉、猥褻な画像が次々とミキの目に映る度に嫌悪感が身体を走る。最低、理解できない―――
でもこれは、みんなフィクションの話。
そうよ、そうに決まってる――こんなのリアルじゃ絶対ありえない――わかっているのに身体が熱い。

 そう言えば………

 タツヤが言っていた「寝取らせ願望」という言葉が、ふと頭に浮かぶ。

 カタカタとキーボードを叩き「寝取らせ願望」「ブログ」「SNS」で検索すると、ミキの胸はさらに高鳴り始めた。



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