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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第3章 あの日②敗北


 ブログのトップページにはY子と思われる女性の画像が映っていた。
黒い下着を身につけ、ベッド上で四つん這いになり、男を誘惑するかのように尻を突き上げている。
顔にはモザイクがかかっているが、その艶やかな姿から魅力的な女性であろうことはミキにもわかった。

 こんな綺麗な奥さんなのに……他の男に抱かせるっていうの?どうして?――――

 怪訝な表情を浮かべながらも、ミキは食い入るようにブログの中身を読み始めた。
夫と思しきブログの主は、真夏の夜に初めて一線を越えた日の事から始まり、今に至るまでを赤裸々に綴っていた。

 行為の数々は画像で添付されており、嫌でもミキの目に入る。
男と唇を合わせ、舌を絡ませながら身体を重ねている。
まるで映画のベッドシーンのような生々しい姿。
こんな卑猥なことをY子は夫の前でしたっていうの?本当に?
衝撃がミキの身体を突き抜ける。最低、もう見ていられない―――でも。
逸らしたはずの目は、いつの間にかまた画面に見入っている。

 もし……私がY子だったら―――

 不意に浮かぶ妄想――その刹那、ミキは下半身に熱いものを感じ「あっ」と声をあげた。

 嘘……私濡れてる―――


 
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