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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第5章 罪に濡れる

「でも──今は、俺と二人きりだよね」
高木の声が低く甘く響いた瞬間、ミキの心臓がひときわ強く跳ねた。
高木の指先は、まだ触れてはいけない場所へとゆっくり進んでいた。
太ももを這うぬくもりが、やがてショーツの縁に届きそうになる。
ダメ……そこは―――
頭ではそう思うのに、身体は拒まなかった。
いや、それどころか、指先が近づくたびに奥からじんわりと熱が滲み出す。
期待と戸惑い、その狭間で揺れる表情を見て、高木が微笑んだ。
「その顔……ホントに可愛いよ」
目を細めてそう言ったあと、少しだけ悪戯っぽい声を出す。
「いじめたくなっちゃうな」
その囁きが耳元に触れた瞬間、ミキの身体がピクリと跳ねた。
快感とは違う、けれど確かにゾクッとする感覚。
思わず息を呑んだ自分に気づき、ミキはまた赤面した。
そんなミキの手を高木が優しく取り、「おいで」と言って立たせる。
戸惑いながらも、ミキは言われるままに立ち上がる。
そして、高木に手を引かれながら向かった先──それはベッドの向かいにある、大きな姿見の前だった。
ミキは息を呑んだ。
そこに映るのは、頬を赤らめ、ショーツだけの姿で男に手を引かれる自分の姿。
女として見られている──そんな実感が、また一段と身体を熱くさせていく。

