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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第6章 調教/言葉責め


 「いや……恥ずかしい……っ」

 ミキは頬を真っ赤に染めながら、姿見に映る自分から目を逸らそうとした。
身体をくねらせて逃げようとするけれど、高木の腕がそれを許さない。
背後からそっとまわされた腕が、ミキの身体をしっかりと抱きとめる。

──逃げられない。

 その事実に、怖さと共に、なぜか心がざわめいた。
まるで、すべてを支配されているような──そんな感覚。

 「さっき、聞いてたよね」

 耳元でささやくように、高木が言った。

 「今日は、ミキを好きにしていいって……タツヤ君が」

 その一言に、ミキの頬がさらに熱を帯びる。

 思い出してしまった。
タツヤが告げたあの言葉。

 「高木さんに任せます」──その言葉が、今はくすぐったい羞恥として胸に残っていた。

 高木の手が、そっと肌の上をなぞる。
二の腕、脇腹、そして腰のあたり。
軽いタッチなのに、それだけで全身がビクンと反応してしまう。

 「もう……“感じるのが怖い”なんて、思わないように」

 低く甘い声が、ミキの鼓膜を震わせた。

 「今日は、俺がミキを……調教してあげる」

──ドクン。

 胸の奥で、何かが跳ねた。ミキは目を見開き、戸惑いの中で呼吸を整えようとする。

 「……っ」

 言葉にならない熱が、喉の奥で詰まる。

 「ほら、力抜いて」

 耳元にフッと息がかかるだけで、ゾクリと背筋が震える。
焦らされるような快感に、ミキの理性がじわじわと融けていく。
もう、身体は逃げることをやめていた。
高木の手が、そっと乳房へと近づいていく。

 「優しくがいい? それとも……激しいのがいい?」

 選ばせるようでいて、どちらを選んでも翻弄されるとわかっていた。

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