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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第6章 調教/言葉責め


 「……や、優しくしてください……」

 か細い声が、ミキの唇から零れた。
恥じらいと震えが混ざったその言葉に、高木はわざとらしく耳を傾けた。

 「ん? 聞こえないよ」

 背後からの声が、どこか楽しげに笑っている。

 「鏡を見ながら、ちゃんと言って」

 チラリと視線を鏡に向ける。
そこには、頬を紅潮させた下着姿の自分と、その背後にぴたりと張りつく高木の姿。
まるで男に抱かれながら命令される女のようで──ミキは羞恥にドキンと胸を打たれた。

 「……っ」

 視線を逸らし、言葉に詰まる。

 「“優しく調教してください”だろ? ほら、言えよ」

 低く、囁くような声。その直後、乳房に伸びた指先が、突起をピンと弾いた。

 「あ……っ!」

 ミキは小さく喘ぎ、思わず身体を揺らした。

 言えない──そんな言葉、私はタツヤの妻なのに。口にしたら戻れない。私……。

 「どうしたの? 言えないの?」

 ふいに、指先が乳首から離れる。

 「いやっ……!」

 甘くしびれる快感が、いきなり絶たれた。その喪失感が、たまらなくて。

 「……や、優しく……調教してください……」

 今度は、はっきりと。震えながらも、ミキは自分の意志で言葉を紡いだ。
鏡越しに、自分を見下ろす高木の目が細められる。満足そうに微笑む顔を見て、ミキの心はまた大きく波打った──。


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